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最近頻繁にテレビなどで問題になっている薬害肝炎問題について調べて見ようと思う。
そもそも原因は何で問題はなんなのであろうか?
原因となっているのは血液製剤という血液を原料として作られた薬で、その中の一つフィブリノゲン製剤と呼ばれるものだそうだ。
血液製剤は人間の血液から作られるのでその中にはどうしても未知のウイルスが含まれてしまう。製造会社はその安全性を確保するためにウイルスの感染力を奪わなければならない。
しかし、今回問題となっているC型肝炎ウイルスの感染力を奪う処理が完了しないままフィブリノゲン製剤の使用を開始してしまったらしい。
それを分かっていて使用を開始してしまったことに問題があり今回の大問題として取り上げられている。
この薬を投与された人たちは何も知らずこの薬を投与され病気にかかっていってしまっているので、こんなに不条理なことはない。
現在多くの人はこの病で亡くないっているし、苦しみ続けている人たちがいる。
それすら知らずに亡くなった方もいるだろうし、まだ気が付いていない人もいるのではないだろうか?
今回裁判はこの被害者たちがこの血液製剤を製造した会社と、それを認めた国を相手に行っているものである。
国はその責任をある程度認めてはいるが、現在はどこまで責任を認めるかその線引きなどを行っているらしい。
国として見れば線引きなどが重要なのかもしれないが、被害者からしてみれば一刻も早く対策をとってもらい回復に向かうことが第一ではないだろうか?
国が色々と議論をしている間にも病気の進行はとまってはくれない。
国として動く大変さ、難しさなどは私は全く持って普通の人間なので知らないが、人命の大切さは知っているつもりである。早く救える人命に手をうって欲しい願っています。もちろんすでに亡くなられた方やその遺族にもです。